ITエンジニアたちの半期に一度のお祭り、情報処理技術者試験。実に6回目となるITストラテジスト試験を受けるであります。2023年秋に獲得したシステム監査技術者のおかげで午前I免除のシード権はまだ有効。ということで午前IIより参戦。場所は早稲田大学キャンパス。折しも昨日今日は山手線が一部運休だったりしてダイヤ変更って話も聞いていたので、念のため山手線を避けて早稲田へ。
ドラえもん研究会のドラえもん検定を受けに来て以来、およそ半年ぶり。大隈重信さんが堂々とされております。
午前I免除の場合、早めに着いてしまうと教室に入れないってケースがあるんだけど、今回は朝10時過ぎの段階で既に入場できました。
けっこうデカい講義室が受験会場。10時20分前より入場できるってことはこの教室の受験生全員午前Iシード組。シード組は一度以上試験を受けている人たちなので当日の撤退率が少なめの傾向にある。結構人いっぱい。
というわけでまずは午前IIにトライ。事前に過去5年分の問題をおさらいしてからの問題ご対面。だが、新規問題が多めな気もする。が、うまく文章を読んでいくと攻略できるものも多め。残り16分を残して完答。手応えとしては合格圏内突破。最悪でも64点、よくて8割くらいの実感。今日は試験監督員の事務処理がイケておらず、試験終了後10分近く答案回収に待たされた。昼休みは1時間しかないわけで、そのうち最後の15分は次の試験の受験前拘束なんだから、早く開放してくれ。
さて、最近、受験者の回答を収集して、回答率を示してくれるサイトがあり、ここの傾向を見るとだいたいの正解回答がわかる。昼休みに眺めてみたところ84点くらいかなという実感。とりあえず午前IIの心配は無くなった。
ITストラテジスト午前II、お疲れ様でした!
— TU SQUARE@IPA解答速報 (@TUSQUARE_IT) April 20, 2025
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自分の解答を入力して、自己採点しましょう!#情報技術者試験 #午前II #午前2 #ITストラテジスト #ITストラテジスト試験
お昼ご飯としてコンビニのおにぎりを食べ、午後Iと午後IIの短い幕間に備えて穴場トイレを探しておき、いざ午後Iへ。
午後Iは解答用紙の面積だけを見て問1と問2をチョイス。明らかに苦手分野の問題が無ければ、僕は面積の大きい問題を選ぶことにしています。解答欄が大きい≒問題数多いとその分書くの大変だけど、問題数が多いということは設問1個で失策しても大事故になりづらいというメリットがあるので。
問1は動画解析サービスの問題。大学の研究が画像工学だった自分としてはなじみある問題。少し躓いた感があったのだけどそれでもリカバリして試験時間90分のところ38分で片付けた。幸先よい。問2は自治体の子育てサービス的なものが題材の問題。これが詰まった。最初の問題を解こうとしたときに違和感があり、撤退を考えたのだけど前に突き進んでしまった。撤退すればよかったかも。僕、子育てしたことないから実感薄めなんだよな。最後の設問だけはどうにもピンとこなかったのでとりあえず問題文からうまく拾って解答。午後Iは独自の理論とかを持ち込んではだめ、あくまでも問題文に沿って解答する。これ大事。完答したのがタイムアップ3分前。つまり49分この問題に使ってしまった。やっぱ最初の段階で撤退すればよかったかも。感覚としては問1がほぼ満点と思いつつ、どっかでケチはついて40点くらい。問2は最後の1問を落としているはずなので44点で、そこから10点ほどケチがついて34点。合計74点の合格圏内か。
試験終了、また監督員がモタモタ。僕の列の解答用紙回収せずにボーッとしている係員とかいて、ホント駄目だな。開放されるのに5分かかりました。穴場トイレに駆け込んで調整。インターバル30分の中で、開放に5分かかって、次の試験前15分拘束されて事実上10分休憩。ここでトイレ並びとかにあったら嫌だったな。穴場トイレ探し大事。
そして午後II。小論文。制限時間2時間。inゼリーのブドウ糖を投入していざ。
今回は!論文対策してきたよ!前日の夜に慌ててだけどな! なんと、ChatiGPTに自分の職場での立場とかを突っ込むと自分に見合った小論文の例文作ってくれるんだよ。しかもChatGPT的にもノリノリで「●●の解答例も作りましょうか!」と聞き返してくれる始末でして。これは使えますですよ多分。
例題をいくつか頭に入れての論文立ち会い。問1が基幹システムの刷新方針、問2がDXの企画。あ、ChatGPT様の準備無くても大丈夫だわ、問1が過去経験からイケそうということでこれをチョイス。設問アは400-800字制限の中で750文字くらい書いた。所要時間は全体のプロット構想と問1書き殴りを含めて44分。そういえば小論文の設問アで「400字以上」って指示だったがこれ多分初めてだよな。従前、設問アは最小文字数の制限はなかったはず。
設問イは800字以上1,600字以内。ここは46分を使って1,000文字程度書き切った。残り30分。設問ウを急ぐ。22分で750文字一気に書ききる。最後の8分で見直し。上から追っていくと今回はわりと良い構成が出来たと我ながら思う。少ない文字数ながらも問の意図をいろいろ入れることが出来た。字はやや汚いけど読めるレベルだな、と思いながら設問ウの記述に目をやると、あ、脱字。でも句読点を適当にごまかせば、これはすぐに直せ……「時間になりました。筆記用具をおいてください。」と刹那聞こえてきた試験官の発声。無念、脱字1字残す羽目に。あと30秒あればリカバれた。これは超無念。終わった。
これは悔しい。どうなるか。WebサイトやSNS等の体験談を見ると誤字脱字1個くらいは気にすんな的な情報もあり。採点員に気づかれなければ、気づかれてもちょい減点くらいで済んでくれれば、今回はイケるかもしれないと思いながら帰宅。
帰宅後、ひとまずは午前IIの自己採点。19時25分くらいに問題が公表された。自己採点結果は76点!お、昼の回答率出してくれるサイトを見た結果より悪いな。そんなもんか。新規問題多めな気持ちだったけど、どっちかというと従前あったような問題落としてて。今回は午前試験のおさらい不足気味だったなと反省。
とりあえず突破は突端なので、午後の結果を願おう。脱字が見逃されることも願おう。合格発表日が意外と早くて7月3日正午ですって。
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