今回の帰省の目的は小学校6年生の担任の先生の墓参と、当時のメンバーとの同窓会。もともと昨年の年末に先生&我々で忘年会をしよう!という話が持ち上がっていたところに先生が急逝。忘年会は一旦取りやめたものの、改めて先生を偲ぼうということで迎えたのがこの日。このために今月2回目の帰省をした次第。
午後3時頃に集合ということで、朝一の飛行機が問題なく飛んでくれて安堵。実家で休息し、昼からはテレビせとうちでファジアーノの試合中継をちょっと見る。地元だから中継あるのはいいね、中継自体がもう完全にファジの肩を持っているし。さすが岡山。しかし、岡山にマリノスが来るって、まさにJ1。しかもルカオの得点で岡山勝利!ちょうど午後3時に近づいたので出発。墓参は同級生の車に乗っけていってもらう。歩いて幼なじみの家に。なんか母親が「●●ちゃんが帰ってきてるの!?私も行く」といって着いてきた。
出会って40年超えの幼なじみなわけだけど、なんも変わらない笑 姿形は成長し、歳を重ねてるわけだけど、精神は全然変わんない。幼なじみに会うのなんか久しぶりだな。LINEとかで連絡はしてるけどコロナ騒動のときに会ってないから5年ぶりくらいじゃね?
車に乗せてもらって、近所の公民館集合。今日の参加者は10人くらい。小学校の仲間は1クラスだけ、保育園から同じメンツ30人弱が6年生まで持ち上がっている。壮年でそれぞれ忙しいなかでこんだけ集まるんだな。てか、同級のうち1名が消防署員で、ここ最近大変なことになっている岡山の山火事でガッツリ巻き込まれているそう。ホントなら今日はドタキャン覚悟だったけど、署員が過労で倒れだしたとかで今日だけ休みになったとか。いろいろすごい。僕なら飲み会行かず1日家で休む気がする、明日もまた残った火を探して鎮火させる仕事があるんだって…。
さて、まずは墓参ということで車で移動。先生は共同墓地に埋葬されている。自分で終活していて墓地とかも決めてたんですって、先生。共同墓地用の墓標に先生の名前があって、お亡くなりになったことを実感することになった。それぞれ手を合わせ、みんなで当時のことをちょっと語り合った。
そして飲み会へ。予約の時間まで時間があるということで一旦地元へ。幼なじみ家でジャムと牡蠣の南蛮漬けもらった。んで、幼なじみに「ちょっと重い荷物運ぶの手伝って!うちの母さん、重いモノ持たせると危ないから!」っていわれて、古いソファを運び出す。なんかね、こういう一つ一つが、なんか無性に楽しい。
そして先生を偲ぶ飲み会へ。ここから合流のメンバもいるので少し人数は増える。結構広い個室、かつ椅子に座る系の座席でゆったり。ついこないだ、東京の職場の飲み会でつめつめの座敷で飲んだ窮屈な思い出があったので、余裕が全然違うな。
まず、食事が素晴らしい。なんかね、味が深いっていうか、地元の食べ物という感じ。東京で似た形の食べ物はきっとあるんだろうけど、この味わいはあまりない気がするんだよね。

後、小学校の同級生の変わらなさっぷりがすごい。懐かしすぎてちょっと涙が出そうになったくらい。さっきも書いたけど、精神が全然変わってない。
気づいたら飲み放題の時間無視して居座っていたっぽい。2次会はガストでも行こうってことで出かけると駐車場いっぱい。すぐに「向かいのお店の土地は私の知り合いのモノだから停めて停めて!」とか言い始める人が居て、ホームのコネがすごいなって思った。やりたい放題。
話は尽きない、というか安寧の空間に帰ってきたという感覚。誰かが言った。「みんな、社会でそれなりに役を持っとる人間なのに、ここでは小学生じゃな!」と。まさにそのとおり。
ちょっと最近東京でキリキリしていたわけなのだけど、地元で命の洗濯が出来た気がする。いい一日だった、必要な一日だった。企画をしてくれた同級生には当然感謝したいけど、こうして引き合わせてくれた先生にも感謝したい。できれば生きて会いたかったけどね。
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