2022年9月16日金曜日

旅の終わり・初めてのコロナ検疫でドーハから帰国

ボーディングブリッジでハマド国際空港上陸。トランジットのタイミングで手荷物検査かな!と思ったのだけど今回は手荷物検査なし。あれ?こないだと何が違うんだろう?謎。

ここでの乗り継ぎは約3時間、搭乗待ちを引くと概ね2時間の空き時間。行きの時に使ったのと同じワンワールドサファイア会員が使えるGOLD LOUNGEに突撃。列ができていたけど、前の客が長引いているだけですぐに案内してもらえた。間違えてコペンハーゲン→カタールのチケットを見せてしまったのだけどなぜか問題なく通れた(普通ならここで出すのはカタール→成田のチケット)。ということはこのラウンジ、アライバルラウンジとしても利用できるのか?謎。


先ほど機内食を食べたのでラウンジ飯は軽く。こないだとは別のメニューが並んでたのは良いね。飽きが来ない。

ミントのジュース、苦手かなと思ったんだけど飲んだらとてもおいしかった。やはりここはジュースが特に当たり。その後、大好きなオレンジジュースも出たので飲みましたよ。

ここから11時間の飛行機の旅になるわけだが、一度シャワーを浴びておきたい。デンマーク旅行なので汗だくとかでは全然ないのだが、長く身体(特に顔)を洗わないと、顔に脂が溜まって目がしみてきちゃうんだよね。ここのラウンジは確か複数のシャワーブースを備えていたはず!ということで利用。

利用ごとに清掃されているようで清潔で素晴らしい。タオル、シャンプー・ボディソープ、シャワー上がりようのボディローションも置いてある感じ。おかげさまでさっぱり。ボディローションなんて基本的に使わないのだけど、なんとなく使ってみると身体から良い匂いが出るようになった笑 シャワーブースに歯ブラシまでは置いていないけど手元の歯ブラシで歯磨きも対応。

ラウンジを出てちょっと早めに搭乗ゲートへ。道中、カタールの公式ショップがあって柄物のTシャツ売ってた。日本円で3800円くらい。買おうかどうか悩んで結局買わず。Tシャツおうちにいっぱいあるのでね。


そしてゲートへ。C32ゲート、ちょっと道に迷ったがその辺のカタール航空の係員的な人に聞いて解決。ハマド国際空港、微妙にだけど案内版が不足しているかなと。スカイトラックス一位だけあって概ね良い感じではあるんだけど。


バス案内の搭乗ゲートに到着。思えば今回のトランジット、手荷物検査を受けていない。国際線の場合、国が変わるごとに空港で手荷物検査を受けるもんだと思っていたのだが、どうなってるの? しかもこの空港、搭乗ゲートによっては搭乗前に検査を受けさせる場所があるんだけど、ないところにはない。このあたりのルールが結局よくわからずじまい。

で、ゲートについたら集合時刻前なのに早々とバス案内が始まっていた。優先搭乗で即座にバス乗車。だけどバスがなかなか出ない。やっと出発して飛行機前についてもドアが開かない。飛行機を見るとCAさんがせわしく準備をしているのが目に入った。あ、これ、バスだけ早まって出してしまった系だな。おかげでバスの中で待ちぼうけ。この辺のオペレーションいまいち。

んで、ようやく搭乗。今回の座席はエコノミークラスながらバルクヘッド席、前に座席がないので足下が広く使える席。追加料金1万円とか払う必要があるはずだが、なんか帰りの便は無料で抑えることができたのでそのまま確保した次第。11時間、ちょっと快適に帰れるぞ!と思い意気揚々と搭乗した。

が、なんとデカい夫婦と子供連れが隣の席にやってきた。まじか、ほかの席がそれなりに空いている中でこれはハズレだ。日頃の行いが悪いな僕。デカいおっさんが隣で肘掛けを超えて侵犯してくるし、子供がたまに泣く。

だが、肘掛けには僕の席用のテーブルが入っているので堂々と出させてもらうぞ。It's not your area.

ということで日本時間9月16日午前8時頃(現地カタール時刻午前2時)、この旅行最後のフライト、2022年72回目のフライト。さよならドーハ、ありがとう復活の海外旅行。

離陸してまもなく、CAさんが税関書類を配ってくれた。これもまた久しぶりだな。

で、さすがに眠くなっていた。デンマーク時間に目覚めたのが昨日の早朝(実は昨日は午前2時とかに目覚めてる)で、昨日の夕刻に載ったコペンハーゲン→ドーハ便は周囲の客層が悪いのもあってほぼ眠れず。結果、徹夜みたいになっているので仕方ない。いきなり中途半端に寝ても離陸2時間後の機内食で起こされるので我慢、というかまどろんでいたら起こされた。

ちょうどおなかも良い感じだったので1回目の機内食。「Herb frittata with grilled chicken sausage」なるものをいただく。なんというか、ソーセージと卵焼きだね。おいしい。後、僕はトイレが心配なので飛行機ではお酒飲まないことが多いのだけど、今日はバルクヘッド席だし、旅最後だし、ビールをいただきました。キリンビール! CAさんが日本人の僕に気を遣ってセレクトしてくれたんだろうけど、実は現地っぽいビールが飲みたいのでありましたが、英語通じず。まぁ、いっか。

食後速やかに就寝。足が伸ばせるのはいいが、やはり隣のヤツが領域侵犯してきて窮屈。まったくどういう了見で肘掛け占有したり座席の領域を侵犯してくるのかいね。逆隣があんたのパートナーなんだからそっちに寄り添えば良いのに。肘掛けのテーブル出し入れしまくったろうとも思ったんだけどそれはそれでさすがに大人げないので自重。

おそらく5時間くらいなんとなくまどろんで目がさえる。トイレに行ったりKindle読んだり。あ、まどろんでる最中だったかに朝焼けも見れました。

んで、着陸3時間くらい前に2度目の機内食。「Teriyaki Chicken」なるメニューに迷わず手を出した、これうまい。本当にカタール側で作ってるのか?と思うくらい日本のうまい照り焼き鶏。カタール航空の機内食、すべて評判どおりの高クオリティでした。

眼下に韓国が見えてきだして長い飛行も終盤。日本の空域に入ったところで夕焼けも見ることができました、なんかいつもの田んぼの景色が愛おしい。帰国ならではの感情。

飛行機は予定よりも約30分くらい早着で成田空港着陸! カタール航空ありがとう。カタール航空はマスク着用を求められているわけだけど、実態としては未着用の人も多くそれに対して何かいちゃもんつけられることもない。やっぱり海外はコロナ終わってるね。

さて、かつて(2020年初旬まで)は飛行機降りて10分弱で日本入国完了していたものでしたが、今や昔。入国条件が厳しくなった本邦です。


ビジネスクラス客が降りた後、飛行機を降機。そしてはじめてのMySOSのチェックへ。係員の指示に従って歩きつつアプリでMySOSを開いて準備。歩いている途中、椅子がめっちゃ並んでいるエリアがあるが誰も座っていない。かつて抗原検査をしていた時期の残骸か。

まずアプリの画面を見せて、「QUARANTINE」と書かれた青色の紙をうけとる。次にパスポートとMySOSのQRコードを窓口の人に差し出して手続き。

パスポートもスキャンされて何らかの照合がなされたっぽい。「青色の紙はこの後で回収しますんで」と言われ、続いてはいつもの入国審査。顔認証であっさりおしまい、スタンプも押してもらう。

そして税関。今回、はじめて税関アプリ使いました!帰国の時にいちいち書いていた書類がスマホだけで対応できるようになって素敵。こちらは自分で機械に向かってパスポートと税関アプリのQRコードをスキャンさせればOK、その後もう一度顔認証があるので、認証を受けてクリア! Welcome to Japan!! なんと飛行機を降りて13分で入国できました。かつては「入国までに数時間」などとも言われていたけど、もう今や流れ作業のオペレーションが1個増えただけだな。

疑問なのは「陰性証明書の出発前72時間」の条件をおそらく誰もチェックしていない。出発地コペンハーゲン空港ではそもそもMySOSがノーチェックだったし、MySOSの登録には出発空港の情報は入れていない、あくまで乗り継ぎ後の成田着便しか入力していないため、成田の係員はこの条件をチェックできない。

もう一つの疑問は、「QUARANTINE」と書かれた青色の紙は結局誰も回収しなかった。今も手元に残ってる。これはいいのか?

そんなことを思いながら珍しく成田エクスプレスで帰路につくのでした。いつもはリムジンバスで帰ることがほとんどなのだけどこちらは減便されたままで不便です。早くに地上に戻ることを期待。

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