今日明日在宅勤務。雨予報もあり、もう少し関東の梅雨は続くのかもしれない。前回の帰省から2ヶ月くらい経ったので、郷愁を誘う味。梶谷のシガーフライを片手に仕事するかね、って感じです。
さて、3年に1度行われる参議院選挙が明日公示、投票日が3連休中日の7月20日。選挙始まるとあんまりいろいろ書けない(書いても良いんだろうけど、なんとなく書くのが憚られる)ので今のうちに雑感とか。
前回の衆院選のとおり、自民党が支持を落としている。2万円配るとか言ってみたり、備蓄米市場に引っ張り出してきて米の値段を下げたり、選挙前にいろいろやってるけど、これがどの程度効果があるかな。じゃあ、自民党が落ちたとして、政権を任せられる政党があるかというと、思いつく政党もない。なので、どうなるかよくわからん。
大きな政党が力をあまり持たない中で、ここ近年は新興政党が続々と現れている。今の選挙制度の場合、選挙区か比例代表で2%の得票率を出す、かつ国会議員を所属させることが出来れば、政党交付金を得られるいわゆる国政政党になることができる。また、参院選において比例代表で約100万票を取れば国会議員は一人当選させることができるといわれている。この辺のルール・得票感を有名にさせたのは多分立花孝志だと思う、特に後者の得票感はルールじゃないので、選挙と数字に強い人だからこそ出せる感覚だと思う。これで国政政党を生んだのが2019年参院選のNHK党、およびれいわ新選組。この辺から新興政党が増えてきた。今じゃ、参政党に日本保守党なんというのもある。あ、日本保守党は衆院選が最初だからちょっと出自パターンが違うけど。
なので、新興政党が割とポイントになってくる。ここ最近は参政党の勢いがなんだかすごい。新興政党って、アイコンとなる立候補者が集票して国政政党化するパターンが多い(山本太郎、川村たかし、百田尚樹、立花孝志、ガーシーなど)のだけど、参政党はちょっと色が違う気もする。神谷宗幣ってそこまでアイコン感覚えないんだが、支持者層には違ってみえるんだろうか。以前、幸福実現党ってのがめっちゃ立候補者出していたけど国政政党にはなれていない。これはアイコンになるキャラクターが居なかったからだと僕は思ってるんだけど、参政党と何が違うんだろう。参政党はホントよくわからんのよね、人気になってるのなんでだろ。
そんなわけで、新興政党が比例代表の票を食い合う展開がだんだん強くなってきたとおもう、いわゆるレッドオーシャン化。上記に上げた以外でも、再生の道とか、チームみらいとか、さらに新しい政治団体がいろいろ入ってくる。
この中で、今回何処が抜けるのか。新興政党って右寄りの政党が多い中、れいわ新選組だけは左寄りなんだよねぇ。共産党が力を弱め、社民党がもう虫の息になる中で、れいわ新選組は左領域の支持を喰っていって成長していきそう。
新しい策を考えたなって思うのがNHK党で、立花孝志を兵庫選挙区に投入するという。比例代表というレッドオーシャンから抜け出せるものの、選挙区はそもそも当選がしにくい。だけど兵庫選挙区は3人が選ばれる。自民党と公明党は票を食い合う。兵庫県知事の騒動をきっかけに立花孝志は兵庫で目立ってるし、その斎藤知事が45%の支持を受けてる一方で、今回の候補者で斎藤知事を支持するのは立花氏くらい。なので斎藤支持票の幾ばくかは流れるという読みがある。1位になる必要はなく、3位に食い込めば当選だし、3位に入ると言うことは過去実績で40万票くらいが取れる。NHK党は他の44選挙区にも候補を出すので各選挙区で1.6万票平均取れば110万票で選挙区2%で国政政党に。なるほどなぁ。ただ、なんとなく立花氏5位くらいじゃないかなって気もするけどね。斎藤元彦人気とはあんまり相関ないと思うよ。
日本保守党は今回、新たなタレントとして北村晴男弁護士を入れてきた。行列の出来る法律相談所の弁護士、選挙でまくりだな。虫の息の社民党はラサール石井。多分社民党って今回2%とれないと国政政党じゃなくなるんじゃないのかな、ラサール石井で生き残るかどうか。
いろいろ書いたんだけど、新興政党増えて、しかも影響力増してくると、小さい政党に入れるとなってもしっかり選んだ方が良いんだろうなと。自分一応無党派なので、比例代表を党で選べって言われると困る。で、昔々は野党第一党に入れるロジックだったんだけど、民主党が政権取るの回の選挙の前くらいから、小さい政党に入れるロジックに変更した(渡辺喜美さんのみんなの党とかに入れてた)。
とりあえず、7月20日投票日は東京に居ない予定なので期日前投票に速やかに行く予定です。ちなみに開票予想は「改選非改選合わせて自公がギリギリ過半数を保つ」。
いろいろ書いたけど、政治詳しくはないので外れる気はもりもりです。てか、東京はポスター掲示板がカベのように大きいのだが。去年の都知事選より大きいのだけど、そんなに立候補するのか?
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